鉄人白熱のレース 長崎西海トライアスロン祭 8部門に636人出場 市民ボランティア大会支える

 第26回長崎西海トライアスロン祭(まつり)(実行委主催)が15日、西海市大島町などで開かれた。8部門に8歳から81歳までの636人が、熱戦を繰り広げた。
 スイム1・5キロ、バイク(自転車)40キロ、ラン10キロの計51・5キロで競うエリートや一般、学生、リレーを実施。ライト、ライトリレー(計27・75キロ)、ジュニア(計6・6キロ)、キッズ(計3・5)もあった。
 選手は、間瀬港内を泳いだ後、起伏のある島内を自転車で駆け抜け、ランでゴールを目指した。トップレベルのエリートの部男子は、大村市出身の末岡瞭さん(27)=東京都=が2年ぶり2度目の優勝を果たした。
 ライトリレーの部は、タレントの道端カレンさん(39)や、大島造船所の南宣之社長(52)も出場。南社長は「たくさんの人が大島に集まっていただけるのは、大会を支える市民のみなさんのおかげ」と話した。
 住民ら約750人が大会を支えた。中学生は給水所を担当し、高校生はゴールで選手にタオルをかけた。レース後のパーティーでは、市民グループの女性らが押しずしやそうめん、カレーなどを振る舞った。

笑顔でゴールテープを切る選手=西海市大島文化ホール

© 株式会社長崎新聞社