7月初の順位変動なし 巨人5連勝で2位を死守…混セ16日はこうなった

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

DeNAは山崎炎上で逆転負け

 近年稀に見る大混戦が続く今季のプロ野球。ファンにはたまらない手に汗握る状況だが、16日のセ・リーグは7月に入り、初めて順位の変動がなかった。

 頭1つ抜けている広島は、中日に5-1と危なげなく勝利。丸佳浩が18号ソロ、松山竜平が8号ソロを放つと、先発のジョンソンは7回1失点の快投で6勝目を挙げた。

 2位の巨人は3位の阪神と対戦。初回に先発の内海哲也が3連打で1点を失うも、5回にマギーのタイムリーで逆転に成功。8回に両チームが2点ずつを加えたが、巨人が逃げ切り5連勝を飾った。

 DeNAは手痛い逆転負けを喫した。1点リードの9回に守護神・山崎康晃が5失点し、わずか1アウトで降板。ヤクルトに1ゲーム差に詰め寄られた。

 2位以下が3.5ゲーム差にひしめくセ・リーグ。17日にはどんな展開を迎えるのだろうか。

【前半戦終了時点】
1広島 43勝32敗1分
2巨人 40勝41敗1分 6.0
3阪神 35勝38敗1分 1.0
4DeNA 36勝40敗2分 0.5
5中日 37勝43敗1分 1.0
6ヤクルト 34勝42敗1分 1.0

【16日終了時点】
→1広島 44勝32敗1分
→2巨人 41勝41敗1分 6.0
→3阪神 35勝39敗1分 2.0
→4DeNA 36勝41敗2分 0.5
→5中日 37勝44敗1分 1.0
→6ヤクルト 35勝42敗1分 0

(Full-Count編集部)

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