ぺろりひんやり 桑の実活用、新ジェラート 合志市・野々島学園 開店2年

売り出された新作ジェラート。左からローズマリーミルクと柑橘ソース、桑の実ミルク、コーヒー&コーヒー。薄焼きクッキーを添える
開店2周年を迎えた野々島学園の「スロージェラート」=合志市

 熊本県合志市野々島の知的障害者就労支援施設「野々島学園」が運営するジェラート店が開店2周年を迎えた。12日は地元特産の桑の実を使ったジェラートなど新作を売り出した。

学園の敷地内にある「スロージェラート」は、施設の利用者らが県産の野菜や果物を使って手作りしている。福祉施設とデザイナーらを橋渡ししている横浜市のNPO法人「スローレーベル」とメニュー開発や器、店舗づくりを進めてきた。

 新作は市内で採れた桑の実を練り込んだ薄紫色の「桑の実ミルク」、ハーブを抽出して使った「ローズマリーミルクと柑橘[かんきつ]ソース」、程よい苦味が特徴の「コーヒー&コーヒー」の3種類。この2年で約50種類を開発し、全国のレストランやバーなどにも卸している。施設長の土井章平さん(36)は「店は利用者や企業関係者が集うアンテナショップ。この半年で500リットル販売したほど好調」と話す。

 学園はこれまで、利用者の絵をデザインに採用したカラフルなタイツなども開発。土井さんは「いいものができた喜びは物より食品の方がさらに大きいようだ」とし、「今後も障害者が生き生きと働く場を目指したい」と話した。

 店頭には常時6種類のジェラートが並ぶ。500円~。午前11時~午後4時。水曜定休。野々島学園TEL096(242)6811。(宮崎あずさ)

(2018年7月17日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

©株式会社熊本日日新聞社

紙面を彩った火の国球児たち

「夏の甲子園100回」を記念し、熊本出身のスターたちの〝球児〟時代を取り上げます。 第3弾は「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治(熊本工出、人吉市出身)です。

ご購入はこちらから