多世代つながる交わる 益城町安永地区「チーム」結成

チーム安永の発足を記念したイベントでそうめん流しを楽しむ子どもら=益城町

 熊本地震で大きな被害を受けた益城町の安永地区で15日、復興に向けた多世代の交流を目指す住民組織「チーム安永」(江森勝喜会長)が発足し、地元の特別養護老人ホームひろやす荘で記念イベントがあった。

 地震後に多くの避難者を受け入れた同施設は昨年10月から、より良いコミュニティーづくりのため住民や学識者と意見交換。「お年寄りや子どもたち、保護者の交流をつなげよう」とチーム安永の発足を呼び掛けた。

 この日のイベントは、地震後に途絶えている校区の体育祭のような雰囲気を楽しもうと企画。200人以上がそうめん流しやパン食い競走などに汗を流し、家族4人で参加した中原辰徳さん(35)は「地域のいろんな人と家族全員が知り合いになる機会は大切」と話していた。

 チーム安永はNPO法人の認証を県に申請中。住民の健康づくりや防災、減災などにも取り組む。安永地区まちづくり協議会長も務める江森会長(80)は「協議会は道路などハード面を中心に議論するが、チーム安永では子どもも交え、ソフトな交流を図りたい」と話していた。(立石真一)

(2018年7月17日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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