きょう17日も、西~東日本、東北南部は内陸を中心に気温が上がり、岐阜県で39℃前後の猛烈な暑さを観測したところがあった。この暑さは、来週にかけても続くと予想されるため、熱中症に対して充分な対策が必要となる。
17日の西日本、東日本、東北南部は朝から日差しが強く、連休明けの東京都心ではハンカチ等で汗を拭いながら通勤する人の姿も見られた。また、関東内陸や北陸を中心に、午前中から35℃を超えたところがあるなど、早いペースで気温が上がった。午後3時30分までの最高気温は、岐阜県揖斐郡揖斐川町38.9℃、同県郡上市38.7℃、同県多治見市38.4℃、岐阜市と京都市で38.1℃。京都市は4日連続で38℃を超えている。東京都心でも、午後1時前に34.8℃まで上がった。
来週も、猛烈な暑さ続く
19日(木)以降も、東~西日本、東北の内陸を中心に、35℃以上の猛烈な暑さの続くところがある見込み。気象庁は、22日(日)からの1週間も、気温が平年をかなり上回るとして、九州南部を除く西日本、東日本、東北に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表した。厳しい暑さが続いているため、平成30年7月豪雨で大きな被害が出た地域では、いつも以上に熱中症に対して注意が必要だ。水分をこまめに補給し、多量に汗をかいた場合は塩分も補給するなど充分な対策を心掛けたい。また、高温と強い日射の影響を受けやすい農作物の管理にも注意が必要となる。
沖縄 こちらは低温
西~東日本で猛烈な暑さとなっている一方、沖縄は20日(金)以降は湿った空気や熱帯低気圧の影響で曇りや雨の日が多く、平年の気温を下回る見通しだ。特に、22日(日)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり低くなるとして、沖縄気象台は「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。