ワールドカップを機に新天地を目指すのは選手だけではない。指導者にもきっかけを与えるのがワールドカップなのだ。今回のロシアワールドカップで火がついたのは元フランス代表のティエリ・アンリだ。
アンリといえばベルギー代表のアシスタントコーチとしてワールドカップに参加し、チームの3位に大きく貢献した。どうやらアンリはベルギーの躍進とともに、自分も指揮官の道を究めたいとの考えに至ったようだ。
英『Daily Mail』によると、アンリは担当していたsky SPORTSの解説をやめて指導者の道に専念するという。すでにイギリスから1つ、海外のクラブから2つほどオファーが届いているとの情報もあり、アンリは本格的に指導者の道に進むことになる。
「私はよりピッチでの時間を増やすべくスカイをやめる決断をした。自分のゴールに向かって集中するためにね」とアンリはコメントしており、今大会でアンリのサッカー魂に再び火がついたようだ。