『RT』は16日、「ロシア・ワールドカップの優勝が決まった後、フランスで500名以上が逮捕された」と報じた。
15日に行われたワールドカップ決勝で4-2と勝利し、20年ぶりに世界の頂点に立ったフランス。
パリの凱旋門前に集まったファンの大きな歓声は話題となったが、喜びは同時に暴動の発生へと繋がった。
フランス全土で多くの暴動や略奪行為が発生し、その鎮圧には10万人以上の警察官、4万4000人の消防隊員が動員された。
そのファンの暴動行為を捉えた映像は様々なところで話題を呼んでいる。
全国で845台の自動車が破壊され、公共交通機関は襲撃の危険があるため停止することに。
また、アヌシーでは50歳の男性が浅い運河に飛び込んだ際に首を負傷して死去。
サン・フェリックスの街では、車に乗っていた30代の男性が国の勝利を祝いながら木に衝突し、死亡している。