東京のアンテナショップ 長崎館来場100万人突破

 東京・日本橋の県アンテナショップ「日本橋長崎館」の来館者が13日、100万人を超え、記念セレモニーがあった。2016年3月のオープンから約2年5カ月での大台達成。県は「いいペースで突破できた。これからも市町を巻き込んだイベントなどを積極的に行いたい」としている。
 長崎館は、県産品の販売や観光PR、イベント開催を通じて首都圏で本県の魅力を発信しようと開館。4月には青果物や鮮魚の常時販売を始め、取扱商品も約2500品目に拡大するなどリニューアルした。県によると、認知度と集客力は次第に上がっているという。
 節目の来館者は、近くを通りがかり寄ったという会社の同僚、前田早詠子さん(26)、斎藤靖子さん(31)、木庭清美さん(32)。県マスコットキャラクターのがんばくんとくす玉を割り、大台達成を祝った。3人は「これも何かの縁。今年の夏は長崎に旅行に行きたい」などと話した。

くす玉を割って100万人達成を祝った記念セレモニー=日本橋長崎館

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