県内の神職らによる「長崎原爆殉難者追悼慰霊平和祈願祭」が17日、長崎市松山町の平和公園であり、関係者約80人が参列した。
鎮西大社諏訪神社(同市上西山町)主催。原爆で各神社の多くの氏子が犠牲になったことから、神道形式でみ霊を慰めようと2012年から毎年開いている。今回で6回目。
平和祈念像前に設けた祭壇に、神職と参列者が一斉に祝詞を唱和。諏訪神社のみこ2人が平和の世の中を願う「浦安の舞」を厳かに奉奏した。
同市三重町の三重大神宮神社の禰宜(ねぎ)、岩松正高さん(39)は「当時命を落とされた方を思い、これからの世界平和を改めて願った」と話した。
原爆殉難者追悼 神職ら80人参列 平和公園
- Published
- 2018/07/18 16:00 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 17:46 (JST)
© 株式会社長崎新聞社