【MLB】5年連続200安打目指すアルトゥーベがイチローに敬意「比較されてうれしい」

18日の球宴に出場したアストロズのホセ・アルトゥーベ【写真:Getty Images】

昨季まで4年連続200安打を達成、今季はここまで129安打

 アストロズの“小さな巨人”ことホセ・アルトゥーベ内野手が、マリナーズのイチロー会長付特別補佐に大きなリスペクトの気持ちを送った。昨季ア・リーグMVPに輝いた二塁手は、10年連続200安打の記録を持つイチローについて「イチローはヒットを打つために生まれてきたんだ」と話している。地元テレビ局「ABCヒューストン」の司会者ボブ・スロバック氏が自身のツイッターで伝えている。

 17日(日本時間18日)にワシントンDCで行われた第89回オールスターに出場したアルトゥーベは、昨季まで4年連続200安打を達成しており、今季も前半戦だけで129安打を記録している。5年連続200安打に向けて順調にヒットを積み重ねているが、球宴前日の記者会見で10年連続200安打のイチローについて質問されると、笑顔を浮かべた。

「イチローはヒットを打つために生まれてきたんだ。彼の名前に続いて自分の名前を耳にするなんて、うれしいことだよ。自分はあれほど長い年数を続けられるとは思わない。彼は安打製造機だったんだから。イチローの次に自分の名前が呼ばれ、比較されるなんてうれしいね」

 イチローは10年連続200安打と打率3割、さらにオールスター出場という輝かしい経歴を持つが、アルトゥーベはここまで4年連続200安打、打率3割、オールスター出場を果たしている。今季もオールスターに出場して5年連続をクリア。打率は.332で200安打を超えるペースをキープしている。

 ベネズエラ出身の28歳“小さな巨人”は、どこまで記録を伸ばせるのか、注目だ。(Full-Count編集部)

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