J1再開 V・ファーレンロードに照明付き案内 夜間でも安全に誘導

 18日のサッカーJ1後半戦再開に合わせ、V・ファーレン長崎のホームスタジアムである長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎と諫早駅を結ぶ歩道「V・ファーレンロード」沿いの壁面に、照明灯付きの案内板が設置された。チームのマスコットキャラクター「ヴィヴィくん」が同駅と同スタジアムまでの距離を“案内”するデザイン。観客たちは「かわいい」と見上げながら行き来した。
 ゲームが午後8時~9時台に終了するとき、同スタジアム周辺の市道や同ロードの一部について、「周囲が暗くて危ない」という指摘が相次いでいた。後半戦は夜間開催が多く、市などが夜間に歩いて移動する観客の安全対策として実施した。
 案内板(縦2・4メートル、横5・4メートル)は、宇都町の国道207号沿いの壁面に設置。同スタジアム補助競技場裏に通じる宇都町の市道では、照明灯1基を増設。既存の街灯・防犯灯5基をLEDに替えた。
 一方、県警は18日夕、夜間の交通事故防止を呼び掛ける交通キャンペーンを同スタジアムで実施。県警音楽隊の演奏やV長崎と共同製作した反射リストバンドを来場者に配布した。

真新しい案内板を見上げながらスタジアムに向かう観戦客たち=長崎県諫早市宇都町

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