18日午後9時、台風10号が発生した。台風10号は、今後発達しながら北上し、21日(土)にかけて沖縄地方に接近する見込み。沖縄地方では、台風の進路や発達の程度によって、土曜日は大荒れの天気となるおそれがあり、警戒が必要だ。
台風はきょう午前3時の時点でフィリピンの東にあって、ゆっくりとした速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は996ヘクトパスカル、最大瞬間風速は25メートル。
暴風・高波
沖縄地方では、20日は海上を中心に次第に風が強まり、海上では20日夕方からうねりを伴い、大しけとなる所がありそうだ。
▼20日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方 18メートル(30メートル)
大東島地方 18メートル(30メートル)
先島諸島 15メートル(25メートル)
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▼20日に予想される波の高さ**
沖縄本島地方 6メートル
大東島地方 7メートル
先島諸島 3メートル
21日は、台風の接近に伴って風はさらに強まり、沖縄地方や奄美地方の海は大しけとなる見込み。暴風や、うねりを伴った高波に警戒が必要となる。
大雨・雷
沖縄地方や奄美地方では、台風10号がかなり接近する21日は、台風周辺の発達した雨雲がかかる予想で、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。
大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
沖縄を通過した後は東シナ海へ進む予想となっており、本州付近に近づく可能性は低いが、太平洋側では台風による湿った空気の影響で激しい雨が降るおそれもある。
今後も最新の台風情報に注意が必要だ。