水戸・酒門町 第2最終処分場 跡地に広場・遊歩道

地元住民意向反映 22年度の完成目指す

©株式会社茨城新聞社

埋め立てが完了した第2最終処分場=水戸市酒門町(水戸市提供)

一般可燃ごみの焼却灰を埋め立ててきた水戸市酒門町の「第2最終処分場」が受け入れ容量の上限に達したことを受け、市は跡地を公園として整備する基本計画を策定した。地元住民の意向を反映した遊歩道や多目的広場、集会施設などを2022年度の完成を目指して整備する。

第2最終処分場は1993年に整備され、小吹清掃工場から排出された焼却灰や不燃物かすなどが埋め立てられてきた。今年3月には容量の上限となる約27万2千立方メートルを埋設し、埋め立てを完了した。現在は同市下入野町の新ごみ処理施設敷地内に第3最終処分場の整備が進んでいる。

公園の整備予定地は、埋め立て跡地と搬入車両の回転場などを含めた約2万5千平方メートル。外周部を舗装し約500メートルの遊歩道とジョギングコースを配置するほか、中央部にはサッカー、グラウンドゴルフ、野球などの多目的利用ができる芝生広場を設ける。

また、敷地南側には、多目的トイレを備えた集会施設も設け、地元住民利用や災害時の避難所としての活用を想定する。児童遊具や健康遊具も設置するほか、計100台分の駐車場と計45台分の駐輪場も設ける計画だ。

事業費は3億6千万円を見込む。本年度中には覆土工事を終え、19年度に実施設計を行う予定。

市は昨年8〜9月、第2最終処分場の跡地利用について、地元住民へのアンケートを実施。その結果、遊歩道や公園、多目的広場などの要望が多く上がっていた。市ごみ対策課は「住民ニーズに沿う整備を進めていきたい」としている。(前島智仁)