いよいよクラブのプレシーズンが本格的にスタートする。欧州を代表するビッグクラブは世界各地でプレシーズンマッチをおこないながら準備を進めていくのだが、英『Football London』はチェルシーの移動スケジュールが厳しすぎるのではと不安視している。
チェルシーは7月23日にオーストラリアのパースにてパース・グローリーとテストマッチをおこなうところからプレシーズンツアーがスタートする。オーストラリアまで移動して試合をおこなうと、次はフランスのニースへ飛んでインテルとインターナショナル・チャンピオンズ・カップで激突。それが終わると3日後にアイルランドのダブリンでアーセナルとの試合が控えている。
さらにその3日後にはウェンブリー・スタジアムにてマンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドがあり、8月7日に本拠地スタンフォード・ブリッジでリヨンと戦ってプレシーズンを締めくくる予定だ。同メディアによればチェルシーの総移動距離は3万226Kmとなり、プレシーズンツアーをおこなうプレミアリーグのクラブの中では最長の距離になる。
近年はプレシーズンの移動距離が選手たちに負担をかけていることが問題視されるが、チェルシーの選手たちは疲労を溜め込むことなく開幕を迎えられるのだろうか。