柴崎、昌子、大迫は4年後の方が良い! 中島翔哉、井手口も入る2022年の日本代表はコレだ

4年後は中島も主力に photo/Getty Images

ロシアワールドカップでベスト16に入った日本代表は、大会前に「おっさんジャパン」と皮肉られるベテランが多く揃ったチームだった。4年後も同じメンバーで戦うのは難しく、2022年大会ではかなり顔ぶれが変わっているかもしれない。そこで『FOX Sport Asia』は、4年後の日本代表の顔ぶれを予想している。

まず長谷部誠と酒井高徳が代表引退を表明し、本田圭佑も4年後のワールドカップは目指さないことを明言している。同メディアはその他にも4年後39歳になっているGK川島永嗣、35歳のDF長友佑都、34歳の乾貴士、36歳の岡崎慎司らは厳しいと見ている。

同メディアの予想ではGK中村航輔、右サイドバック酒井宏樹、左サイドバック遠藤航、センターバックは昌子源と吉田麻也のロシア大会コンビだ。中盤は柴崎岳と井手口陽介がボランチ、2列目はトップ下に香川真司、左に中島翔哉、右に原口元気、最前線は大迫勇也となっている。最年少は4年後25歳になる井手口で、33歳になる吉田と香川が最年長となる。30代が6人いるため大幅な世代交代とは言えないが、中堅からベテランまでバランスよく配置されている印象か。ただし左サイドバックに本職ではない遠藤が入っているところを見ると、長友に代わる頼れる人材が不足しているのが分かる。ここは4年後へ向けた課題だ。長友は4年後も戦えるはずだが、若手がすんなり長友にポジションを譲っているようでは日本の成長に繋がらない。

ヘントの久保裕也、ハノーファーに移籍した浅野拓磨も4年後こそはと燃えているだろう。さらにフローニンヘンで活躍する堂安律、ハンブルガーSVの伊藤達哉など試合途中から流れを変えられる若手アタッカーが絡んでくればさらに面白い。同メディアは日本が世代交代に苦戦することはないと見ているようで、柴崎、昌子、大迫の3人は4年後の方が良くなっているはずと大黒柱になることを期待している。

今大会を経験した数選手をベースに、主軸にならなければいけないリオデジャネイロ五輪世代、さらにその下の東京五輪世代が数名入ってくればベストか。堂安などは4年後スタメンを狙えるレベルだろう。この4年間はこれまで以上に激しいサバイバルとなりそうだ。

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