『ITV』は19日、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、欧州サッカーの過密日程を強烈に批判した」と報じた。
先日ワールドカップが終了したばかりであるが、今季の開幕は来月半ばに迫っており、代表ではネーションズリーグという新しい大会も9月からスタートする。
通常欧州では2年毎にワールドカップ、EUROと大きな大会が行われてきたが、来年はネーションズリーグの決勝トーナメントが設定された。
クロップ監督はこれについて以下のように話し、もはやこれ以上スケジュールを詰め込むのはクレイジーだと批判した。
ユルゲン・クロップ 「選手の骨を集めなければならないんじゃないか。私はこれ以上サッカーを政治的なものにしたくはない。
しかしながら、これで止まらなければどうなることか。UEFAは今ネーションズリーグを作ってきたんだ。
試合はさらに重要なものになり、ワールドカップをプレーした選手たちにとっては、すぐにもう一回それをやるようなものだ。
我々はワールドカップ準決勝に4名の選手を送り込んだ。そうだね。それは対処できることだよ。
トッテナムは9名いたわけだからね。彼らがどうやって対処するのか、私にはちょっとわからないが…。
これは大きな挑戦だ。本当に対処するのが難しいことだ。将来的には、変えなければならないものだと思うよ。
ワールドカップをプレーした。そしてネーションズリーグをプレーして、来年の夏は休みなしでその決勝戦があるんだ。
本当にクレイジーな話だよ」
(ロヴレンとヘンダーソンは開幕戦に出場できる?)
「休暇を取れと彼に納得させるのは難しかったよ。何が起こるか分かっているからね。電話で『クレイジーだ』と言ったよ。
ジョーダンは休日が必要だし、8月5日に戻ってくる。デヤンはクロアチアでパーティに出ていたから、もっと遅れる。8月6日からだ。
三週間の休暇をとって、5日間の練習だ。望むべくは、彼らを使うことを必要としないような状況になることだ」
(トレント・アレクサンダー=アーノルドはもう少し早い?)
「トレントとは特別な契約がある。彼は若いから、『2週間の休暇をとってから様子を見よう』と言ったんだ。
君たちが彼に聞けば、『エヴィアンのキャンプで一緒に練習したい』と言うだろう。私はそうなるとは思わない。シーズンは本当に長いからね」