蒋介石像に赤ペンキ、台北

台湾独立派の男2人を拘束

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施設に赤いペンキをかけられた中正記念堂=20日、台北市内(中央通信社=共同)

 【台北共同】台湾の国民党の最高指導者だった蒋介石をたたえる台北市内の中正記念堂で20日、台湾独立派グループが、蒋介石の銅像や施設に赤いペンキをかける事件があった。警察当局は現場で男2人を拘束した。

 若者らが中心となった独立派グループは「中国の権威を除去し台湾共和国建国を」などと叫び、赤いペンキは国民党独裁時代の弾圧による「受難者の鮮血の象徴だ」と訴えた。

 民主進歩党(民進党)の蔡英文政権は独裁時代の不正義を正す目的で特別法「移行期の正義促進条例」を昨年12月に施行しており、独立派は条例に基づいて中正記念堂の在り方を見直すよう求めている。