阪神5連敗で5位転落、ヤクルト山田2発で最下位から4位に…20日セの動向は?

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

巨人は延長10回に逆転サヨナラ負けで4連勝ならず

 後半戦に入ってからも混戦模様が続く2018年プロ野球。20日は再び順位の変動があった。

 18日に最下位に沈んだヤクルトは、5位・中日と本拠地で戦い、山田哲人の2打席連続アーチを含む大量9得点。先発のカラシティーは5回を4失点(自責2)だったが、大下佑馬から始まるリリーフが無失点でつなぎ、勝利した。これでヤクルトは1試合で最下位から4位浮上に成功した。

 後半戦はまだ勝ち星のない阪神は、敵地でDeNAと対戦。先発の秋山拓巳が2回までに5点を失う立ち上がりで、序盤に勝負を決められた。打線も反撃できず、3-10で5連敗。DeNAの桑原将志は史上67人目となるサイクル安打を達成した。

 巨人と広島は8-8のまま、延長戦に突入。延長10回に巨人は岡本和真が左翼へ17号ソロを運んで1点を勝ち越し。10回裏をマシソンに託したが、2死一塁から途中出場の下水流昂に右翼ポールギリギリに逆転サヨナラ2ランを浴びて9-10で敗れ、後半戦4連勝はならなかった。この日は同点の7回にマウンドに上がった上原浩治が無失点に抑えて、今季10ホールド目を記録。日米通算100勝、100ホールド、100セーブの偉業を成し遂げた。

【18日終了時点】
1広島 45勝33敗1分
2巨人 43勝41敗1分 5.0
3DeNA 37勝42敗2分 3.5
4阪神 35勝41敗1分 0.5
5中日 38勝45敗1分 0.5
6ヤクルト 36勝43敗1分 0

【20日終了時点】
→1広島 46勝33敗1分
→2巨人 43勝42敗1分 6.0
→3DeNA 38勝42敗2分 2.5
↑4ヤクルト 37勝43敗1分 1.0
↓5阪神 35勝42敗1分 0.5
↓6中日 38勝46敗1分 0.5(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2