新幹線長崎ルート 県内経済3団体 九経連に要望 整備促進へ協力を

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 長崎県内の経済3団体は20日、九州経済連合会(九経連、麻生泰(ゆたか)会長)に対し、九州新幹線長崎ルートの整備促進に向け協力を要望した。
 3団体は長崎商工会議所(宮脇雅俊会頭)、長崎経済同友会(坂井俊之氏ら代表幹事3人)、県経営者協会(宮崎正生会長)。
 要望書では、与党が二つに候補を絞った整備方式のうち、ミニ新幹線について「工事期間中の通勤通学など利用者に多大な影響を及ぼす」と課題を指摘。一方の全線フル規格については「時間短縮効果に優れ、山陽新幹線への直通運行が可能」と利点を挙げ、「(北陸新幹線など)他の地域に遅れることなく」と強調した上で、財源確保を国に求めるなど整備推進への連携に理解と協力を求めた。
 3団体関係者が福岡市内の九経連事務局を訪ね、長尾成美専務理事に要望書を手渡した。終了後、中牟田真一・長崎経済同友会副代表幹事は取材に「九州全体の課題として捉えていただけると思う。われわれもさらにできることを考えたい」と述べた。