エメリ・アーセナルではオバメヤン&ラカゼットの同時起用難しい!? 第一選択は[4-1-4-1]か

ラカゼットとオバメヤン photo/Getty Images

アーセナルはFWアレクサンドル・ラカゼットとピエール・エメリク・オバメヤンをどう併用していくのか。これはアーセン・ヴェンゲルが指揮していた頃からの課題だった。昨夏にラカゼットを獲得したにも関わらず今年の冬にオバメヤンを獲得しており、サポーターもアーセナルの補強プランに疑問を抱いたかもしれない。

ただ、ヴェンゲルがラカゼットとオバメヤンを併用した時は結果が出ていた。問題は新指揮官ウナイ・エメリが2人をどう起用するかだ。英『Football London』は、エメリのインタビューを聞く限りラカゼットとオバメヤンの併用は難しいのではないかとの見方を示している。

「私にとって4-1-4‐1のシステムはプレスをかけるうえで適したものなんだ。4-4-2はよりゾーンのシステムだ。アグレッシブさは落ちるが、かわすのは難しくなる。私は4-4-2の可能性を除外しているわけではない。セビージャでも何度か使用している。ボールのない時はバネガをプレイメイカーのポジションに移し、彼の背後にフィジカルの強い2選手を置くことで組織的なプレスをかけられる」

エメリの第一選択が[4-1-4-1]である場合は、オバメヤンとラカゼットの同時起用は難しくなる。どちらかをワイドな位置で起用することもできるが、それは本職とは言えないものだ。ヴェンゲル体制では何度か2人の同時起用はフィットしていたが、エメリはどう使ってくるつもりなのか。

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