明治安田生命J1リーグに所属する浦和レッズは21日、DF遠藤航がシント・トロイデン(ベルギー1部)に移籍することで先方と基本合意に達したと発表した。
遠藤は浦和レッズの公式ホームページを通じ、同クラブの関係者にむけて感謝の言葉を述べている。
「ベルギー1部のシント・トロイデンに移籍することを決めました。ファン・サポーターのみなさんには突然の報告になってしまい、申し訳ありません。個人的にさまざまな思いがある中で決断させていただきました。浦和レッズには2年半お世話になり、4人の監督や多くの選手と共にプレイし、成長させていただきました。みなさんとは悔しい思いも多くしましたが、このチームでルヴァンカップ、ACL優勝を経験し、浦和レッズに関わるすべてのみなさまと喜びを分かち合えたあの歓喜の瞬間は忘れません。次のアウェイでのセレッソ大阪戦が最後の試合となりますが、勝ってベルギーに行けるようにがんばりますので、熱い声援をお願いいたします」
ロシアW杯の日本代表メンバーに選出されたものの、出場機会を得られなかった遠藤。自身初の海外移籍となるが、異国の地で持ち前のカバーリングを披露し、シント・トロイデンの躍進に貢献できるだろうか。同選手の挑戦の行方に注目が集まる。