県立美術館に学芸員採用 23年ぶり、調査研究充実

 県教委は、県立美術館(宮崎市)の機能強化へ向け、美学・美術史の専門知識を持った、プロパー(専任)の学芸員1人を2019年4月に新規採用する。主として同館で勤務する学芸員の採用は、同館の開館(1995年)に合わせて1人を公募して以来、23年ぶり。郷土作家や収蔵品の調査研究をはじめ、中長期的なスパンで取り組む学芸業務を担う専門的人材の確保が狙いで、県教委は「(美術館の)専門性を高めていく上での第一歩」としている。

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