ワールドカップ史上最弱の開催国といわれながら、ベスト8進出を果たしたロシア代表。
大会後には重鎮DFセルゲイ・イグナシェヴィチが39歳にして現役引退を発表した。
その彼とともにCSKAモスクワの守備を支えてきたベレズツキー兄弟(双子)も現役から引退することになった。
アレクセイとヴァシリの2人は1982年生まれの36歳。ともに恵まれた体格と強靭なフィジカルを武器とするDFで、より攻守に幅のあるプレーができるのがアレクセイ、より守備に安定感のあるのがヴァシリだった。
2人は2016年に代表から引退していたが、このほど現役生活にも別れを告げることになった。
イグナシェヴィチを含めた3人はCSKA守備陣をここ10年以上も支えてきた存在であり、ひとつの時代が終わったといえるかもしれない。