8月9日の長崎原爆の日を前に、連合長崎は21日、長崎市松山町の平和公園にある「平和の泉」を清掃した。
平和の泉は、水を求めて亡くなった原爆の犠牲者を追悼するため、核兵器禁止平和建設国民会議などが整備。連合は1999年から毎年清掃しており、組合員や家族ら約80人が参加した。
直径18メートルの泉の水を抜いた後、参加者は、たわしやデッキブラシで底にこびりついた水あかやコケをこすり落とした。投げ入れられていた硬貨も回収した。
うだるような暑さの中、汗を拭いながら作業をしていた北島桃李(とうり)ちゃん(5)は「きれいになってよかった」と笑顔。父親の卓弥さん(31)は「1年でかなり汚れがたまっていた。きれいになった状態で8月9日を迎えられる」と話した。
平和の泉 きれいに 原爆の日 前に心込め 連合長崎
- Published
- 2018/07/22 09:38 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 17:50 (JST)
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