幻想的な光と影の世界 「魔法の美術館」開幕 長崎県美術館

 メディアアートの作品を集めた企画展「魔法の美術館‥リミックス」(長崎新聞社、NIB長崎国際テレビ、県美術館主催)が21日、長崎市出島町の県美術館企画展示室で開幕した。9月2日まで。
 観客の動作によって仕掛けが働き、遊ぶような感覚で楽しめるのが特徴。10組(個人含む)のアーティストの作品計17点を展示している。
 初日から大勢の家族連れが訪れ、手をかざすと光が波のように広がる「センスピラー」など、“光と影のイリュージョン”を楽しんだ。西彼長与町の主婦、松本あづささん(28)は「チョウが動く作品に娘が夢中になっていた。写真をたくさん撮って、良い思い出ができた」と笑顔で話した。

デジタル技術を使った芸術作品を楽しむ子どもたち=県美術館

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