科学の世界楽しもう 熊本博物館が出張「子ども教室」

「子ども科学・ものづくり教室」で作ったペットボトルのおもちゃで遊ぶ親子=熊本市中央区

 3年前から休館が続く熊本市立熊本博物館(中央区)は8月、子どもたちに科学的な視野を広げてもらおうと、市塚原歴史民俗資料館(南区)と市子ども文化会館(中央区)を会場に「子ども科学・ものづくり教室」を“出張”開催する。

 1999年にスタートした人気の催しで、現在は理工担当の研究員、山口均さん(53)が中心となって企画・運営している。実験や工作を通して光や回転、力といった小中学校の理科で習うテーマを小学校低学年でも理解できる内容となっている。

 4日と26日は「液体窒素実験ショー」と銘打ってマイナス196度の世界で起きる不思議な現象を紹介。11日はストロー使って、発泡スチロールの玉を浮かせるおもちゃを工作する。12日は真空ポンプを使って風船を膨らませる実験をする。18日は魚型のしょうゆ入れを釣り上げるペットボトルの「水中UFOキャッチャー」を作る。

 「いろいろな原理を理解してもらい、夏休みの自由研究につながるとうれしい。博物館に興味を持つきっかけにもなってほしい」と山口さん。

 7月15日に子ども文化会館で開かれた教室には親子連れら約45人が参加。水圧や浮力を利用して遊ぶおもちゃを工作した。杉本彩芽ちゃん(8)=南区=は「すごく楽しかった。また遊びに来たい」と笑顔で話した。

 教室は無料。塚原歴史民俗資料館で開かれる場合は入館料が必要。人数を制限する教室もある。

 博物館は内装や展示を一新するため、2015年7月から全面休館。当初は17年秋に開館予定だったが、熊本地震の影響で延期を余儀なくされた。今年12月1日にリニューアルオープンする。

 教室の問い合わせは博物館TEL096(324)3500。(小山智史)

(2018年7月22日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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