待ちに待った夏休み 泳げるよう がんばるぞ 長崎で教室始まる

 子どもたちの夏休みが始まった21日、小中学生を対象にした長崎市の夏季水泳教室が松山町の市民総合プールで始まった。
 子どもの水の事故防止や体力づくりを目的に、NPO法人長崎游泳協会が毎年指導。今年は小学1年から中学3年までの児童生徒約2400人がA、Bの2班に分かれて、週3回の講習でクロールや平泳ぎ、立ち泳ぎなどを学ぶ。
 この日はB班(約1260人)の開講式があり、市教委の馬場豊子教育長が「楽しい水泳教室になるように頑張って」と激励した。児童らは実力に応じたクラスごとに練習を開始。初心者のクラスではクロールの手の動きや、ばた足の練習をした。
 市立愛宕小2年の池本城之新(じょうのしん)君(7)は「一つ上のクラスになれるよう、クロールと平泳ぎで20メートル泳げるようになりたい」と話した。

手の動きを練習する子どもたち=長崎市民総合プール

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