東海大相模、コールドで8強入り 高校野球北神奈川大会4回戦

 100回目の記念大会となる全国高校野球選手権北神奈川大会で22日、第1シードで優勝候補の東海大相模が神奈川工と4回戦を行い、13-0で五回コールド勝ちし、8強入りを決めた。

 東海大相模は初回、3番に座った森下翔太の右前打で先制すると、二回には主将の小松勇輝が右翼スタンドへ3ラン、再び森下が左翼へソロを放つなど一挙5得点した。三回にも山田拓也、森下、ルーキーで4番の西川僚祐の3連打でまたも5得点を挙げて突き放した。

 前戦までの2番から春までの3番に再び戻り、今大会初打点を挙げた森下は、「2番だろうが3番だろうがやることは変わらない。打点にこだわってきたので、そこがうまくいったのは収穫」と淡々と振り返った。

 投げては1年生左腕の諸隈惟大、浅海大輝、紫藤大輝、山村崇嘉の4投手のリレーで3安打無失点に封じた。

 門馬敬治監督は「小松や森下が打ち、投手もこれでベンチ入り全員を登板させることができた。攻撃では走塁の思い切りが足りなかったのが課題」と話していた。

【東海大相模-神奈川工】3番に座り、二回にソロ本塁打を放った東海大相模の森下=バッティングパレス相石スタジアムひらつか

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