4年後のワールドカップではブラジル代表の主力になっているかもしれない逸材が18歳のヴィニシウス・ジュニオールだ。フラメンゴで成長したヴィニシウスは、以前から移籍が内定していたレアル・マドリードに今夏ついに合流。まだ即戦力と判断するには早いが、サポーターは大きな期待をかけている。
そんなサイドを主戦場とする若きアタッカーについてスペイン『as』のアルフレッド・レラーノ氏は、現ブラジル代表FWネイマールと元ブラジル代表FWロビーニョの中間のような選手と評している。どちらも多彩なフェイントを駆使して相手DFを惑わすテクニシャンで、トリッキーなドリブルを見せるところに特長がある。ヴィニシウスもそうした選手と評されている。
「ここまでヴィニシウスを見てきたところでは、彼には大胆さ、強さ、決断力がある。もちろんまだ彼がブラジルでプレイしていた時のことしか我々は見ていないがね」と同氏は述べており、すでにレアルのトレーニングで何度か好プレイを見せているヴィニシウスに一定の評価を下している。
ここまでのプレイを見るとロビーニョよりはスピードで勝負する機会が多く、左サイドから仕掛ける点などを見ればネイマールに似たところがある。ネイマール2世との評価は正しく、そう遠くないうちに主力になってくるだろう。