ロッテ単独3位に 福浦決勝打、涌井が5勝目 オリは鷹とともに4位転落

ロッテ・涌井【写真:荒川祐史】

同点で迎えた7回に福浦が決勝の中前適時打を放つ

■ロッテ 7-3 オリックス(22日・ZOZOマリン)

 ロッテは、福浦和也内野手が決勝打を放って、単独3位に浮上した。22日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス戦。同点で迎えた7回、42歳のベテランが勝ち越しの適時打を放ちこれが決勝打。3位を争うオリックスにカード3連勝を飾った。

 同点で迎えた7回の攻撃。先頭の角中が二塁打で出塁すると、伊志嶺がつなぎ、打席にはこの日「7番・指名打者」でスタメン出場した福浦。2ボール2ストライクからの5球目、オリックス4番手・吉田一の投じた外角低めのフォークを捉えると、打球は中前へ。勝ち越し点を奪う貴重な適時打となった。

 この貴重な適時打は通算1985安打目。この一打で勢いづいたロッテは続く田村が2号3ランを放って、この回一挙に4得点を奪って、リードした。先発の涌井は8回途中7安打2失点と踏ん張って5勝目をあげた。この日の試合前に日本ハムに敗れていたソフトバンクとオリックスを抜き、単独3位となった。

 オリックスは痛恨のカード3連敗。来日初登板初先発となった新助っ人のローチは5回途中2失点だったが、7回に4番手・吉田一が一挙に4点を奪われた。41勝41敗4分と貯金がなくなり、ソフトバンクとともに4位タイとなった。(Full-Count編集部)

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