サガン鳥栖へ加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、Jリーグデビュー戦を振り返った。
22日に行われた明治安田生命Jリーグの第17節で、ベガルタ仙台をホームへ迎え入れた鳥栖。前半をスコアレスで折り返すと、均衡を破るべく50分にトーレスを投入した。そのトーレスが華麗なループパスで決定機を演出するなど、ホームの声援を後押しにいく度となく仙台ゴールに迫ったが、最後までネットを揺らすことができず。試合終了間際に鳥栖は、一瞬の隙を突かれて失点し、0-1で敗戦を喫することとなった。
試合後、インタビューに応じたトーレスは「全体を通して非常に難しい試合の中、我々はチャンスを演出した。しかし、結果としてそのチャンスを決めきれなかった。試合終了間際の失点に関しては見直さなければならないし、次の試合へ向けて準備をしていかなければならないと思う」と振り返った。鳥栖の公式サイトが伝えている
ただ、トレーニングを含めて自身のこれまでの出来には、ある程度満足しているのかもしれない。「チームメイトは中断期間の1ヶ月以上を激しいトレーニングの中で準備してきた。自分は1週間しか一緒にトレーニングをしていないが、その期間でチームに溶け込むことができ、そしてチームが要求しているプレイを理解することができた。次の試合へ向け、より良い準備をしてチームとともに勝利を掴めるように頑張りたい」と語っている。
試合の要所要所で、早くも素晴らしいコンビネーションを披露していたトーレス。次戦のジュビロ磐田戦では目に見える結果を残し、チームを勝利へ導きたいところだ。