創成館 甲子園へ 全国高校野球長崎大会

 第100回全国高校野球選手権記念長崎大会最終日は22日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで決勝が行われ、創成館が海星を6-1で下して、初の春夏連続甲子園出場を決めた。夏は3年ぶり2度目の出場。

 創成館は初回、峯の右中間三塁打と鳥飼の中犠飛で先制すると、四回に川原の左前適時打で1点を追加。2-1の七回に徳吉の右前適時打で再びリードを広げ、九回2死満塁から押し出しと松山の2点内野安打で突き放した。投げては左腕川原が1失点で完投した。

 海星は六回に代打小野のソロ本塁打で1点差に迫ったが、後続が断たれた。

 全国高校野球選手権は8月5日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選会は同2日に大阪市内で行われる。

勝利の瞬間、マウンドに駆け寄って喜ぶ創成館の選手たち=長崎市、県営ビッグNスタジアム

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