通販大手ジャパネットたかた（佐世保市）創業者でサッカーＪ１、Ｖ・ファーレン長崎の高田明社長が２１日、長崎市内のホテルで「夢持ち続け日々精進」と題して講演した。「心の持ち方一つで、世の中も自分自身も変えていける」と約５５０人の聴衆に呼び掛けた。
高田社長は就任からわずか半年で、Ｖ長崎のＪ１昇格を成し遂げるまでのエピソードを紹介。経営危機の状況下、「経営に責任を持つ。だから練習に明け暮れ試合に集中してほしい」と言葉を掛けたことが、選手の心の持ち方を変え、チームの躍進につながったと明かした。「心の役割は非常に大きい。気持ちがなえていたら夢は達成できない」と呼び掛けた。
講演会は県保険医協会主催の第４１回定期総会の一環で開かれ、会員の医師や歯科医師のほか市民が参加した。
