世界がJリーグに注目! イニエスタ&トーレスのデビューにスペイン紙「ボールを受ければサポーターは息を呑んだ」

Jデビューを果たしたイニエスタ photo/Getty Images

アンドレス・イニエスタ、フェルナンド・トーレスはJリーグの舞台でどんなパフォーマンスを見せたのか。この夏2人のスーパースターが日本にやってきたことにより、Jリーグの注目度は間違いなく高まっている。ヴィッセル神戸に加入したイニエスタは22日の湘南ベルマーレ戦に59分から途中出場、サガン鳥栖に加入したフェルナンド・トーレスはベガルタ仙台戦の50分から途中出場を果たした。両チームとも敗れてしまったが、2人のパフォーマンスをスペイン『as』と『MARCA』が振り返っている。

イニエスタについてスペイン『as』は、「58分にイニエスタがピッチに大きな歓声とともにピッチに入った。サポーターはイニエスタの名前を叫び、スペインの旗が振られた。イニエスタがボールを受ければ常にサポーターは息を呑んだ。しかし、スルーパスやヒールパスなどがありながらも少々イニエスタは不調だった」と振り返っている。まだチームメイトと意思が合わない部分もあり、0-3で敗れたことを考えてもほろ苦いデビュー戦だったと言えよう。

一方でトーレスはベガルタ仙台戦で惜しいシュートを放ったり、チャンスメイクとなるパスも出したりと意欲溢れるプレイを披露。スペイン『MARCA』は、「敗れた鳥栖は降格圏におり、これでリーグ戦では5試合勝利がない。しかしトーレスの加入でクラブの雰囲気は高まっており、サポーターはすでに彼の歌も作っている。トーレスはチームを降格圏から救うことを望んでいる」と伝えており、鳥栖のチーム状況を考えるとイニエスタ以上に期待がかかっている。

ここから2人は本領を発揮していけるのか。世界も神戸、鳥栖のプレイ、そして2人のスーパースターを抑えようとする各クラブの戦い方に注目している。

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