きょう23日は、熊谷(埼玉)で41.1℃と、5年ぶりに国内最高気温の記録を更新した。そのほか、青梅(東京)40.8℃、多治見(岐阜)40.7℃、甲府40.3℃、名古屋39.6℃、東京都心39.0℃など、東日本の太平洋側を中心に猛烈な暑さに見舞われた。
あす24日(火)も、東~西日本の太平洋側を中心に猛烈な暑さが続き、最高気温は名古屋、岐阜、京都で38℃、前橋や甲府、岡山、奈良などで37℃まで上がる見込み。その後、週末にかけては湿った空気の影響で、東~西日本はやや雲が広がりやすい日があり、平年並みの暑さにおさまる地域がある予想だ。ただし、これも長続きはせず、来週は再び猛烈な暑さとなる見通し。
特に、28日(土)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり高くなるとして、気象庁は東日本と、九州南部を除く西日本に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、猛烈な暑さによる体調の変化に気を配るよう呼びかけている。高温の影響を受けやすい農作物にも注意が必要だ。
沖縄は低温
沖縄はこの先、晴れる日が多いものの、気温は平年を下回る日が多い見込み。特に、28日(土)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり低くなるとして、沖縄気象台は「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。