地元テレビ各局 核、原爆の番組上映 来月13~15日、原爆資料館

 NHK長崎放送局と、NBC長崎放送、KTNテレビ長崎、NCC長崎文化放送、NIB長崎国際テレビは8月13~15日の3日間、長崎市平野町の長崎原爆資料館ホールで、これまでに各局が放送した原爆や核問題、平和に関する番組を上映する。
 5局と長崎市が開き3回目。「テレビが伝えた被爆の記憶fromナガサキ」と題し、1997年から2018年までに放送した番組の中から各局2本ずつ選んだ。韓国人元徴用工や東京電力福島第一原発事故、被爆直後の長崎を写した写真など、さまざまなテーマや切り口で、被爆の実相や平和の大切さを訴える番組が上映される。
 18日、長崎市役所で会見した各局のアナウンサーは「お盆の時期で、帰省している人も多い。家族と感想を話し、平和について考えるきっかけに」「画面に映る被爆者の姿や表情からも思いが伝わってくる」と話した。
 入場無料。午前10時から午後5時。上映スケジュールは、NHK長崎放送局のホームページで確認できる。

「テレビが伝えた被爆の記憶fromナガサキ」をPRする各局のアナウンサー=長崎市役所

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