2018年W杯後に「代表引退」した15人の偉大な選手

およそ1か月間に渡ってロシアで熱戦が繰り広げられたワールドカップ。閉幕後には、メスト・エジルが人種差別を理由にドイツ代表からの引退を表明した。

ここでは、今大会を最後に代表から去った選手たちをまとめてみる。

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オーストラリア代表FWティム・ケイヒル(38歳)

日本キラーとしても知られたサッカルーズのレジェンドもついに代表引退。SNS上でこう表明した。

ティム・ケイヒル

「今日が自分の代表キャリアを終わりにする日だ。

国を代表する意味を言い表す言葉はない。

代表エンブレムを背負った自分を応援してくれた全ての人に大きな感謝を」

スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34歳)

2006年大会ではスペインにワールドカップ優勝をもたらす決勝ゴールを決めたレジェンド。

今大会後に日本行きが決まっていた彼は、ロシア戦での敗退後に代表引退を表明した。なお、今年秋にブラジル代表との代表お別れ試合が企画されているとも。

日本代表MF長谷部誠(34歳)

マルセイユで日本代表DF酒井宏樹とともプレーする巨漢DF。今大会で出番はなかったが、盛り上げ番長として“機能”した。

彼はモロッコにもルーツを持つ選手。優勝決定後には、こう述べていたそう。

「自分はモロッコ系のフランス人だ。自分の2つの国が好きだ。今日は全ての人達に自分はゴロツキ(モロッコ系への偏見?)ではないと証明できたことを誇りに思う」

デンマーク代表MFウィリアム・クヴィスト(33歳)

ペルーとの第1戦に先発するも、肺破裂と肋骨骨折で負傷交代。その後チームに戻ってきたが、大会終了後に代表引退を表明した。

デンマーク代表MFミケール・クロン=デリ(35歳)

クヴィストの同僚MFミケール・クロン=デリも、これが最後の代表試合になるだろうと述べた。

ロシア代表DFユーリ・ジルコフ(34歳)

ロシア代表DFセルゲイ・イグナシェヴィチ(39歳)

ロシア代表MFアレクサンドル・サメドフ(33歳)

開幕前に主力CBの負傷離脱が相次いだロシア。そのために呼び戻された重鎮イグナシェヴィチは、さすがのプレーを披露してみせた。

本田圭佑ともプレーしたレジェンドは、ロシア代表史上最多となる127試合に出場。敗退後に現役からの引退も表明した。他の2人は代表からの引退。

アルゼンチン代表MFルーカス・ビグリア(32歳)&ハビエル・マスケラーノ(34歳)

ラウンド16での敗退後、マスケラーノは「自分はいま終わった」として代表引退。また、ビグリアも「脇に退く時が来た」と続いた。

イラン代表FWサルダル・アズムン(23歳)

ネット上での自らのパフォーマンスへの批判によって母親が体調を崩したことで、23歳にして代表引退を決断した。

イラン代表FWレザ・グーチャンネジャド(30歳)

また、ヘーレンフェーンで小林祐希とともにプレーするグーチャンネジャドも代表から引退する意向を示した。

パナマ代表ロマン・トーレス(32歳)

ワールドカップ初出場を果たしたパナマをキャプテンとして牽引した巨漢DF。

今大会最重量選手としても話題になった。パナマは彼を含めて6人が今大会後に代表引退したとも。

メキシコ代表DFラファエル・マルケス(39歳)

ワールドカップ5大会!に出場した重鎮マルケスも「自由な時間を楽しむ時だと思った」としてついに現役を引退。

メキシコ代表FWオリベ・ペラルタ(34歳)

2012年のロンドン五輪で日本相手にゴールを決めたペラルタは代表からの引退を表明している。

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