バウアーズが勝ち越し3ラン ヤンキースとの接戦制す

【ヤンキース6-7レイズ】@トロピカーナ・フィールド

5回裏にジェイク・バウアーズの6号3ランで勝ち越しに成功したレイズが、追いすがるヤンキースをなんとか振り切り、1点差の接戦を制した。1対1の同点で迎えた5回裏にバウアーズの一発で勝ち越したレイズは、1点差に迫られた直後の6回裏にもダニエル・ロバートソンの9号ソロなどで3点を追加。ヤンキース先発のルイス・セベリーノに11安打を浴びせ、6回途中7失点(自責点6)でノックアウトした。7回表にジャンカルロ・スタントンのタイムリーなどで再び1点差に迫られたものの、リリーフ陣が踏ん張って1点差で逃げ切り。ヤンキースはスタントンが4安打2打点の活躍を見せたものの、セベリーノの7失点を挽回することはできなかった。

レイズのケビン・キャッシュ監督は「ルイス・セベリーノから7点も取ったんだから、その試合には勝たないといけないよね」と語り、1点差の接戦を制したことを喜んだ。もはやお馴染みとなった感のある「継投戦法」をこの試合でも採用し、7投手のなかで最長の3回2/3を投げたマット・アンドリースが今季3勝目(4敗)をマーク。8回表の途中からマウンドに上がり、最終回に一死満塁のピンチを凌いだホゼ・アルバラードには今季4セーブ目が記録された。一方、今季3敗目(14勝)を喫したセベリーノは「調子は良かったんだけどね」と自身のピッチングを振り返りつつも、「何度も失投があった。レイズはここ数週間にわたって良い戦いをしているチームだし、失投をしてはいけなかった」と失投を悔やんでいた。

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