横須賀のプールで3歳児重体 沈んでいるのを父親が発見

 23日午後5時5分ごろ、神奈川県横須賀市ハイランド1丁目の屋外プール「ハイランドプール」で、逗子市在住の男児(3)が、大人用プールの中で沈んでいるのを、父親の男性会社員(43)が発見した。男児は横浜市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体。

 浦賀署によると、男児は午後3時ごろ、両親ときょうだい5人とプールを訪れ、子ども用プール(水深55~24センチ)で遊んでいた。午後5時ごろ、帰宅しようとした際に男児がいないことに父親が気付いて探したところ、子ども用プールの隣にある大人用プール(同140~110センチ)内であおむけに沈んでいるのを見つけた。

 ハイランドプールによると、事故当時、6人の監視員を配置していた。神奈川新聞社の取材に、担当者は「人員が足りなかった認識はないが、事故に気付けなかったのは残念で、厳粛に受け止める」とした。

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