ローマの公式発表後、マウコンをバルセロナが「横取り」。その理由はウィリアンか

『L'Equipe』は23日、「ローマ移籍が内定したブラジル人FWマウコンは、予定通りにイタリアへ行っていない」と報じた。

月曜夜にローマ、そして保有元のボルドーが同時に発表したマウコンの移籍。3200万ユーロ(およそ41.7億円)+400万ユーロ(およそ5.2億円)のボーナスで交渉が合意に達したという報告だった。

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しかしレポートによれば、マウコンはその後23:00からローマを訪れる予定だったが、そのように動いていないとのこと。

ローマと同意に至ったあと、マウコンにはバルセロナからオファーが舞い込んでおり、代理人とボルドーが移籍をブロックしたようだ。

その理由は、バルセロナが獲得を目指していたチェルシーのブラジル代表MFウィリアンが、残留を決意したためであるという。

それを受けてバルセロナはターゲットをマウコンに移し、ボルドーに連絡をとって、ローマを上回る4000万ユーロ(およそ52.1億円)+ボーナスのオファーを提示した。

そこでボルドー側はマウコンのイタリア行きを止め、バルセロナ側との合意を取り付けようと交渉しているという。記事によれば、本日の午後にメディカルチェックが行われ、5年契約が結ばれる見込みだとのこと。

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