商業省が輸入と販売可能資材83品目を追加  JETROは、ミャンマーの商業省が建設資材の輸入規制を緩和したことを明らかにした。商業省は、昨年12月21日付けで、単独外資企業およびローカルとの合弁企業に対し、新たに83品目の建設資材の輸入と販売を認める通達を発表した。

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JETROは、ミャンマーの商業省が建設資材の輸入規制を緩和したことを明らかにした。商業省は、昨年12月21日付けで、単独外資企業およびローカルとの合弁企業に対し、新たに83品目の建設資材の輸入と販売を認める通達を発表した。対象品目は、「小石・砕石・砂利・石板など」のカテゴリーで3品目、「ペイント・ワニス・パテなど」で7品目、「ガラス・板ガラスなど」で4品目、「鉄・非合金鋼・その他合金鋼の棒など」で47品目、「鉄鋼製の管用継ぎ手・有刺線など」で21品目、「アルミニウム製の貯蔵タンク・容器など」で1品目、となっている。商業省は2015年以降、新車や医療機器、農業用肥料、種子、殺虫剤・駆除剤、建設資材などに関して、外国企業にも輸入や販売を認めている。
しかし、建設資材に関しては、一定の品質基準を満たした資材を国内調達するのが困難なことから、今回の輸入規制緩和となった。今後も、多くの建設資材が必要になるため、リストの内容は定期的な見直しが行われると予想されている。

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