〔竜巻〕福岡県大木町で竜巻(JEF0)、フェンス一部破損などの被害(7/23発生)

23日18:10頃、福岡県大木町で突風が発生し、フェンスの一部破損やビニールハウスの鋼管の変形などの被害が確認されました。
24日、福岡管区気象台が現地調査を行い、移動する渦を撮影した画像が得られたことなどから、この突風を竜巻と認めました。この突風の強さは風速約35m/sと推定され、日本版改良藤田スケールではJEF0に該当します。
なお、この竜巻の目撃情報を受けて、福岡管区気象台は23日18:32、福岡県(筑後地方)に竜巻注意情報を発表しています。

◆用語解説「日本版改良藤田スケール」
 竜巻やダウンバーストなどの突風の強さを、建物などの被害状況から簡便に推定する風速の尺度。従来の藤田スケールに代わり、日本の建築物等の被害状況から推定する「日本版改良藤田スケール」が2016年4月から導入され、JEF0からJEF5までの6段階で表される。JEF0は風速25~38m/s(3秒平均)で、飛散物による窓ガラスの損壊、物置や自動販売機の移動・横転、園芸施設のビニルなどの剥離、樹木の枝折れといった被害がみられる。

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