ニホンケミカル尾道工場、造船材の切断・罫書き能力増強

顧客の短納期ニーズに対応

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 鋼材ショット一貫加工専業大手のニホンケミカル(本社・広島県三原市、社長・石田雅裕氏)は、造船用鋼材(条材)の各種加工を手掛ける尾道工場に「自動マーキング装置付き形鋼切断一貫システム」を増設し、加工処理能力を大幅に増強した。

 本システムでは、インバートアングルや平鋼など各種条材の切断や端部の切り欠き、長穴あけ、開先および部材ナンバーや二次加工用罫書き線、R曲げ加工時の基準線(逆直線)といったマーキング工程を、人手を介さず全自動でスピーディーに行い、顧客の短納期ニーズに応える。

 条材のマーキング&切断加工は、鋼材ショット後の次工程作業に当たる。尾道工場(広島県尾道市向島町)は、JFE商事造船加工の敷地内に第1、第2の工場2拠点体制を確立。両工場でショット次工程の切断・切欠きやマーキングを手掛ける。また、第1工場では大R曲げ専用の大型フレームベンダーによる高精度R曲げ加工も行っている。