熊本市の宿泊客最多276万人 17年、外国人増や復興業務滞在

 2017年の熊本市の宿泊客数は前年比9・0%増の275万9685人に上り、過去最多だったことが市の統計で分かった。これまで最も多かったのは15年の263万7637人。市は「熊本地震の復興業務に携わるための滞在が多く、外国人観光客が増えたことも後押しした」と分析している。

 日帰りの観光客は9・2%伸び、225万8315人。宿泊客と合わせた観光客は9・1%増の501万8千人となり、2年ぶりに500万人台を回復した。

 外国人観光客は36・7%増の65万6240人で、そのうち宿泊したのは74・7%増の18万2353人だった。東アジアから熊本空港へのチャーター便が地震前の水準に戻り、「クルーズ船観光客のリピーターなど個人旅行も増えているようだ」と市。

 宿泊客が伸びたことで、観光消費額も前年比104億円増の725億円と過去最高となった。

 施設別では、熊本城の観光客が最も多く207万2936人。次いで桜の馬場「城彩苑」で、119万246人と地震前の15年の102万人を上回った。

 水前寺成趣園は20・4%増の42万9994人で、13年ぶりに40万人を突破。くまモンスクエアは16・3%増の49万2245人だった。

 市観光政策課は「東アジアだけでなく、欧米、オーストラリアからの観光客も5年前と比べると倍増した。さらに欧米、オーストラリアから誘客する施策を講じたい」と話している。

 統計は観光施設やイベントなどに訪れた来場者数、宿泊施設の利用者数などを集計した。(高橋俊啓)

©株式会社熊本日日新聞社

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