サンドバル9回に勝ち越し打 ジャイアンツ接戦制す

【ジャイアンツ4-3マリナーズ】@セーフコ・フィールド

本日からマリナーズとの交流戦を迎えたジャイアンツは敵地・セーフコ・フィールドに乗り込んだ。序盤から取られては取り返すというシーソーゲームとなり試合の行方は9回まで誰にも分らなかった。そして迎えたジャイアンツの攻撃ではパブロ・サンドバルに勝ち越しタイムリーが飛び出し接戦をモノにした。

今試合、先制したのはジャイアンツだった。3回、ケルビー・トムリンソンがスリーベースを放ちチャンスをつくると続くチェイス・ダーノウにタイムリーが飛び出した。チームはこの先制点を守りたかったが、先発のアンドリュー・スアレスがギジェルモ・エレディアに一発を浴びてしまい、すぐさま同点に追いつかれる。その後も両軍ともに4回と6回に1点ずつを取り合って試合は3-3のまま終盤を迎えた。スアレスは6回途中3失点、一方のマリナーズ先発、ロエニス・エリアスは4回途中2失点で降板している。

同点で迎えた9回のジャイアンツの攻撃。スティーブン・ダガーがヒットで出塁すると2死二塁から打席に立ったサンドバルが二塁へのゴロを打ち、チェンジかと思われたがディー・ゴードンの送球ミスも重なってダガーが一気にホームへ生還し、これが勝ち越しタイムリーとなった。その後のマリナーズ打線を封じたジャイアンツは大事な初戦に勝利し、後半戦2勝目を挙げた。

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