5回に一挙5得点のフィリーズが試合を決めて連勝締め

【ドジャース3-7フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

前日の試合で延長16回の死闘を演じた両軍は3連戦の3戦目に臨んだ。今試合では初回から共に1点ずつを取り合うも5回にフィリーズ打線が爆発し一挙5得点で勝利を決定的なものとする。ドジャースも点差を縮めたが勝利とはならず、今カードはフィリーズが2勝1敗で勝ち越した。

この日はフィリーズがジェイク・アリエタ、ドジャースがウォーカー・ビューラーの両先発の投げ合いとなり両者は犠牲フライと本塁打で失点する立ち上がりとなる。同点で迎えた5回、フィリーズ打線がドジャース投手陣に襲い掛かった。スコット・キンガリーの一発で勝ち越すとさらに1点を追加し、スコア3-1、2死満塁のチャンスをつくる。既にドジャースベンチはビューラーを諦め、2番手のスコット・アレクサンダーに交代していた。ここで打席を迎えたカルロス・サンタナが右中間への走者一掃スリーベースを放ち、チームは一気に5得点を記録して主導権を握った。

反撃したいドジャースは6回、マックス・マンシーに2ランが飛び出すもその後は得点できず、8回、フィリーズにダメ押しの追加点を取られて連敗となった。結局、ビューラーは5回途中5失点の内容、一方のアリエタは6回3失点と両者の明暗が分かれた。フィリーズではサンタナが2安打3打点、キンガリーが放った一発が値千金のものとなった。

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