人吉球磨を世界に伝えたい 米国の中学校教諭がネット動画配信へ

北川浩・人吉駅長(右)に取材するジョバン・モンタギューさん=人吉市

 人吉球磨の魅力を動画にまとめ、発信しようと、米国テキサス州の中学校教諭ジョバン・モンタギューさん(38)が、人吉市などを撮影している。モンタギューさんは「地方の魅力も世界中に知ってほしい」とカメラを回す。

 モンタギューさんは2005年から2年間、熊本西高(熊本市)でALT(外国語指導助手)を務めていた時、人吉市を訪れ、食や自然、歴史などに関心を持った。「世界の人が知らない人吉の魅力を伝えたい」と思い、14日から同市に滞在している。

 7月中旬、モンタギューさんは人吉駅で、観光列車「SL人吉」や「ななつ星」などを撮影し、北川浩駅長に取材。列車の料金などを聞いた。同市内のほか、球磨村のラフティングや五木村のカヤックなども撮影対象という。

 取材交渉や撮影アシスタントなど、市民らでつくる一般社団法人「青井の杜外苑街づくり協会」がサポート。久保まどか理事は「外国人の目線で人吉球磨を見ることができるのは外国人だけ。地域に魅力を感じ、それを広めようと行動してくれるのはとてもありがたい」と話す。

 モンタギューさんは31日まで滞在し、映像を編集して動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開する予定。「美しい自然や温かい人は人吉球磨の大きな宝。旅行はもちろん、外国から移住する人も連れてくることが目標」とモンタギューさんは語った。(松浦裕子)

(2018年7月26日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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