打線3本塁打&ロマノ好投でレッズが3連戦勝ち越し

【カージナルス3-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは打線が3本の本塁打を放って試合の主導権を握り、投げては先発のサル・ロマノが6回2失点の好投を披露。リリーフ陣がカージナルスの反撃を1点に抑えた一方で、8回裏にはフィリップ・アービンのタイムリー二塁打で2点を追加し、7対3で勝利を収めてカージナルス3連戦に勝ち越した。初回にエウヘニオ・スアレスの3試合連発となる22号2ランで先制したレッズは、4回裏にアダム・デュバルが15号ソロ、6回裏にタッカー・バーンハートが6号2ランを放ち、3本塁打で5得点。8回表には3番手のジャレッド・ヒューズが二死満塁のピンチを凌ぎ、その裏に2点を追加して試合を決定付けた。

初回こそやや不安定なピッチングが目立ち、二死満塁のピンチをなんとか無失点で切り抜けたロマノだが、その後は完全に立ち直って6回2失点。中9日での登板となったものの、先発としての役割をしっかり果たし、今季6勝目(8敗)をマークした。「サル(・ロマノ)は本当に良いピッチングをしていたと思うよ」と語ったのは女房役のバーンハート。「10日ほど試合で投げていなかったけど、ボールに勢いがあったし、彼らしいピッチングができていた」とロマノの好投を称えた。一方、ロマノも「重要な場面でしっかり投げることができた。タッカー(・バーンハート)が良い球を引き出してくれたよ」と女房役への感謝を口にしていた。

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