好投のボイドを打線が援護 タイガースが3連戦勝ち越し

【タイガース8-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

タイガースは1対1の同点で迎えた4回表にロイヤルズ先発のダニー・ダフィーの暴投とホゼ・イグレシアスの4号3ランで4点を勝ち越し。先発のマシュー・ボイドは6回95球2失点と好投し、8対4で勝利したタイガースは敵地でのロイヤルズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。一方、敗れたロイヤルズはこの試合が7月末のトレード期限までの最後のホームゲーム。5回裏にタイムリー二塁打を放つなど2安打1打点の活躍を見せたマイク・ムスターカスはトレード市場で10球団近くから関心を寄せられており、この試合がロイヤルズの一員としての最後のホームゲームとなる可能性もありそうだ。

タイガースのロン・ガーデンハイアー監督は「我々はこの3連戦の間、本当に良い野球をすることができたと思う。最近はあまりカード勝ち越しがなかったからね」と語り、およそ1ヶ月半ぶりのカード勝ち越しを喜んだ。「ビジターで勝ち越せるのは本当に大きなことだ。次のカードからはホームに戻るけど、ホームではより良い野球ができるといいね」とガーデンハイアー。指揮官は敵地で勝ち越したことが選手たちの自信に繋がることを願っているようだ。ちなみに、タイガースのカード勝ち越しは日本時間6月16日からのホワイトソックス3連戦をスイープしたのが最後。その後は11連敗を喫するなど、9カード連続勝ち越しなし(負け越し7度、タイ2度)と苦しい戦いが続いていた。

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