豊作願う白装束 阿蘇市で御田祭

供え物を納めるひつを頭に載せ、水田の間を練り歩く白装束の「宇奈利」ら=26日午後、阿蘇市(高見伸)

 阿蘇市一の宮町手野の国造神社の御田祭[おんだまつり]が26日あり、青々とした稲が波打つ水田の間を氏子たちの神幸行列が粛々と歩いた。

 みこしに乗った阿蘇の祭神4体が、稲の生育状況を見て回って豊作を祈る農耕祭事。

 神社での神事の後、約70人の行列が約1キロ先の御仮屋[おかりや]へ出発。道案内の神・猿田彦を先頭に、供え物を納めるひつを頭上に載せた白装束の「宇奈利[うなり]」やみこしを担ぐ「駕輿丁[かよちょう]」らがゆっくりと進み、沿道で待ち構えた大勢の写真愛好家が盛んにシャッターを切った。

 御仮屋では駕輿丁が田歌を奉納。氏子たちがみこしの屋根に稲の苗を投げ入れ、今年の作柄を占った。

 御田祭は28日、阿蘇市の阿蘇神社でもある。(中尾有希)

(2018年7月27日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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